幼児の受け口(反対咬合) 治療は? 矯正が必要?
こんにちは(*^-^*)
元 歯科助手のhahasan(ははさん)です♪
いつもご覧頂き、ありがとうございます☺
そして、たくさんのブログの中から見つけて頂き、とても嬉しく思います♪
もう少しで3歳になる娘がいます。
最近、歯科を定期検診で受診しました。
虫歯はなかったものの、受け口であることを指摘されました。
以前から気にはなっていたんですが、「やっぱりか。」と。
今回は受け口についてお話したいと思います。
どなたかの参考になれば幸いです(^^♪
受け口とは?
下の歯が上の歯より前に出ている状態のことを受け口といいます。
歯科用語では「反対咬合(はんたいこうごう)」や「下顎前屈(かがくぜんくつ)と言います。
どうして受け口になるの?
・遺伝性によるもの
・生まれつき上顎が小さい
・下顎が上顎より大きい
・前歯の向きが内側に生えてしまい下の歯が外側に生えてしまった
・癖 (舌で下の前歯を押すなど)
などなど。
治療や矯正が必要なの?
2歳過ぎて生えてくる、第二乳臼歯(前から5番目)が噛み合う2歳半~3歳頃になって、歯列が完成した時点で受け口の状態であるのなら、治療(矯正)が必要になる可能性があります。
乳歯期(2~6歳)の反対咬合の治療の場合、
「永久歯が生え揃う(生え始めた頃)まで様子をみましょう。」と経過観察をすすめられることがほとんどだと思います。
その理由は永久歯が生え代わる時に自然治癒する可能性があるためと、
低年齢児だと治療を嫌がったり、歯の型を採ることが難しいので敬遠されている面もあります。
治療の方法は?
年齢、症状によって治療方法が異なります。
乳歯期~混合期の場合、取り外し式または固定式の装置やマウスピース
を使用し改善することが多いです。(場合によっては外科手術をすることもあります。)
期間でいうとおよそ半年~1年くらいでしょうか。(個人差あります。)
年齢が高くなるにつれて、外科手術(抜歯など)をしなければいけなくなったり、治療の期間が長くなる傾向にあります。
治療時期は?
できるだけ早く治したほうがよいです。
しかし、お子さんの治療への適応、協力度などを見ながら歯科医と相談して
治療をすすめていくといいですね^^
3歳から始める子もいますが、そんな子は稀。口を開けているだけでもお子さんにとってはとても辛いことですから。定期検診でさえ大泣きして口を開けてくれない子のほうが多いですよ。
自然に治ることもあるの?
あります。永久歯に生え代わるときに自然に反対咬合でなくなることも多いです。
なので、乳歯のときに反対咬合だったとしても、必ずしもこれからずっと反対咬合のままとは限らないんですよ(*^^*)
反対咬合を放置するとどうなるの?
咀嚼(そしゃく)機能が低下
噛み合わせが悪いために、食べ物を噛むときに顎に負担がかかり、食事が食べにくい。
咀嚼が十分でない為、胃に負担がかかる。
発音障害
舌っ足らずなしゃべり方になる。
例えばアントニオ猪木さんや、お笑い芸人の諸見里さん。_(._.)_
滑舌が悪いので英語の発音にも影響がでてきますよね。
他には顎関節症や重症化すると口が閉じにくくなる、しゃくれ顔になる など。
2歳の娘の受け口
しっかり写真を撮ろうとすると、嫌がってしまったのでわかりづらいですが、
下の歯が上の歯より前に出ています。
両家に受け口の人はいないので、遺伝性のものではないと思います。
歯科で「顎が小さい」と言われました。それが原因かもしれません。
最後に
いずれ治るかもしれないし、治療するかもしれないしどっちになるかわからないうちはあまり神経質にならなくてもいいと思います(^^)
受け口の我が子をめいいっぱい可愛がってあげて下さい♪
治療費については歯科医院によって異なる為、割愛させていただきました。
基本は保険が効かないかと思いますが、保険が効く場合もあるようです。
治療に使用する装置もどんどん新しいものがでてきているようですよ(^^)
待合室で、アゴ引っ込めて!とママに言われて両手をアゴで押さえる仕草をした男の子が可愛かった♡(この子は癖によるものでした。)
最後まで読んで頂きありがとうございました(*^-^*)
hahasan
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